新規膜タンパクA陽性エクソソームによる肉腫の超早期診断法の確立
2023.01.31
医学部 ライフサイエンス
肉腫
早期診断
エクソソーム
イノムアッセイ
腫瘍マーカー
概要
高悪性度肉腫の治療成績は悪く、約40%の症例は肺転移をきたし予後不良の経過をとる。したがって再発・転移の早期診断ツールの開発は肉腫の治療成績の向上に重要である。近年、癌患者の末梢血中の“エクソソーム”と呼ばれる細胞外小胞の存在が注目されている。癌細胞から分泌されたエクソソームにはタンパクや核酸が内包されており、周辺細胞や遠隔の臓器へと移行することでシグナルを伝達し、がんの進展に重要な働きをする。我々は、膜タンパクAが、肉腫細胞で特異的に発現することを見いだし、エクソソーム膜にも高濃度で存在することを確認した。
本研究では、肉腫再発・転移の早期発見を目指して、膜タンパクA陽性エクソソームを測定するためのイムノアッセイ法を確立する。
研究者
| 田中 太晶 | 医学部 | 整形外科学 |