経営・技術革新工学研究室竹本研究室
Innovation & Management Laboratory


About Lab

「社会に変化を起こすアイデアを統計解析を通じて実装する」 - それが私たちの挑戦です。
 経営・技術革新工学研究室では、統計分析や構造方程式モデリング(SEM)といった経営工学の手法をエビデンスとし、新たな価値を創造する研究を展開しています。私たちの関心は、単なる理論の探究にとどまりません。実社会で機能する仕組みやサービスをいかに生み出すかという問いに、学術的アプローチで取り組んでいます。
①新事業創出(アントレプレナーシップ)
-市場のニーズを捉え、ゼロからイチを生み出す仕組みの解明と実践
②行動変容の科学(ゲーミフィケーション・ナッジ理論)
-人の心を動かし、行動を変えるメカニズムを探る
③地域創生(デザイン思考・産学官連携)
-地方が持つ資源を活かし、持続可能なまちづくりに貢献する仕組みの設計
 これらの研究は、企業・自治体・地域住民と連携しながら、現場の課題解決に直結するリアルなプロジェクトとして進められています。
 竹本研究室には、大学院工学研究科 産業創成工学専攻に在籍する大学院生と、将来の研究者や実践者を目指して学ぶ学部生が所属しています。異なるバックグラウンドを持つ学生がチームを組み、アイデアを形にするプロジェクトに取り組んでいます。


About Emblem

「エンブレムに込めた想い」 - 航海と成長の象徴です
 株式会社制度の起源は、大航海時代にあります。未知なる外海へと挑んだ冒険者たちは、卓越した航海術とアントレプレナーシップを武器に、新たな世界への扉を切り開きました。その挑戦はやがて、リスクを分散しつつ資金を集める仕組み等--すなわち株式会社制度の原型を生み出しました。 経営・技術革新工学研究室(竹本研究室)は、そんな挑戦と革新の精神を現代に継承する場でありたいと考えています。私たちの研究室のエンブレムには、2つの象徴が描かれています。
①青い空と大海原へと出港する船
-それは、学生一人ひとりが未来へと漕ぎ出す姿の象徴です。研究を通じて、自らの問いを見つけ、世界へと航海していく--その決意と可能性を込めています。
②すくすくと伸びる"タケ"ノコ
-「竹本研究室」にちなんで、竹のようにしなやかに、まっすぐ成長していく力を表現しています。知識と経験を蓄え、やがて大きく社会に貢献する人材への成長を願っています。
 このエンブレムは、第Ⅰ期修了生・水野真由子さんによってデザインされました。研究室での学びが、一人ひとりの"航海"の出発点となるように--そんな願いが込められています。


About Skills

「修士修了生が備える5つのコアスキル」 - 体系的な研究活動とフィールド実践を通じて育成しています
 本研究室(経営・技術革新工学研究室)の博士前期課程(修士課程)修了生は、実社会での課題解決に直結する実践的かつ論理的な能力を身につけています。
① 要因分析力-構造方程式モデリング(SEM)等を用いた多変量解析
 複雑な社会現象や人間行動の背後にある要因構造を科学的に明らかにする力を養います。因果推論をベースにした仮説検証力は、政策立案やサービス設計に応用されています。
② 統計的リテラシー-「統計検定2級」相当以上の分析力
 実データの処理・可視化・推論までを一貫して行う力を習得しています。社会調査、マーケティング、実験設計など、多様な分野で応用可能です。
③ 対話的価値創造力-「ワークショップファシリテート」「リーダーシップ」「アントレプレナーシップ」
 地域課題や新規事業の現場で、チームの創造性を引き出しながらプロジェクトを推進する力。多様なメンバーとの協働を通じて、実践的なリーダーシップが身につきます。
④ 産学官連携のコーディネート能力-多様な集合知の俯瞰的統合
 行政・企業・大学をつなぎ、現場の課題とアカデミックな知見を結びつける橋渡し役としての経験を重ねています。地域連携事業や共同研究などで高い成果を上げています。
⑤ 論理的思考力-修士論文執筆を通じた構造化と論証の力
 「問いの立て方」「理論的フレームの構築」「分析結果の解釈」など、修士論文の執筆を通して、論理的思考と専門的表現力を鍛えています。
※ スキルの習得状況には個人差がありますが、研究活動・地域プロジェクト・発表経験を通じて、社会に通用する「実践知」を体系的に育んでいます。


MENU更新情報・お知らせ

2025/04/07
研究室メンバーの紹介更新-年度のメンバー入れ替え
2025/04/01
トップページ、Q&Aのページ更新-説明を追加
2024/12/30
Informationのページ更新-Hall of Fame(受賞歴)の追加
2023/5/1
附属創生人材センターはこちらから

最新情報

リアルタイムの研究室情報は主にTwitter・Facebookにて更新しています。詳しくは上部のSNSアイコンをクリックしてください